WORKS
自然の風景をとりこむ家
自然豊かな場所で心豊かに暮らしたい。そんなお施主さまのために、にしよりでは、周囲の景観も考慮した家づくりをご提案しています。
小高い丘の上にありながらも、まわりには畑があるので、視線が気になる立地。
そこでご提案させていただいたのが“2階リビング”です。
お施主様の土地は丘の上にあり、周囲は傾斜して下っているため、2階をリビングにすると、北側傾斜の開放的な眺めを見渡すことができます。さらにダイニングの眺めにも配慮し、窓からは天拝湖のある山も見えるようにしました。
ー柱や壁が少なくて済む“2階リビング”という選択肢ー
実は“2階リビング”という考え方は、周囲の視線を避けやすいだけでなく、通常2階を支えるために必要な柱や壁を少なくできます。そのため、勾配天井を作ったり、広々とした空間を作りやすいという利点が生まれます。
階段とゆるやかに区切られた和室スペースは、ご家族での団らんの時間を素敵なものに。
1階は寝室や子ども部屋などのプライベート空間、そして浴室、脱衣室から雨の日も干せる物干し場を作りました。この物干し場には高低差をつけ、低くした分、干し場の上に中二階の和室がくるように配置をしています。
和室スペースは中2階にあるので散らかっていてもリビングから気にならない、高低差のある設計で、キッチンからも子どもたちの様子がうかがえるようになっています。特にお子さまがいらっしゃる家庭の場合は、住まいに段差を取り入れることで家族との距離がぐっと近くなります。