COLUMN

設計のプロ・池田に聞く 〜キッチン設計の極意〜

難しい間取りや家の性能のことはプロに聞くのが一番!弊社の設計部・一級建築士の池田に聞きました。

スタッフ
キッチンは注目度の高い箇所ですよね。ご提案する上で気をつけていることなど、ありますか?
池田
ご要望で多いのは対面式キッチンですが、お客さまからのご要望が特にない限り、対面式はご提案していません。料理中に家族がいるリビングを見守ることができるというメリットがありますが、料理のしやすさや家事動線のことを考えると、使いにくいというデメリットもあるんです。
スタッフ
たしかに食器の収納や取り出しやすさを考えると壁付けキッチンのほうが有利ではありますね。
池田
対面式キッチンは通路を確保しなければならない分、無駄な空間も生まれやすいです。コンパクトな間取りにしたいなら断然、壁付けキッチン。作業も集中しやすく、窓を設けて換気しやすくできるなどのメリットもあります。
スタッフ
なるほど。他にどんなご提案をすることがありますか?
池田
折衷案として、横から入れるセパレート式のキッチンやL字型のキッチンをご提案しています。場合によっては作業をするためのテーブルを対面に持って来るために造作家具を造ることもあります。これはリビングとの空間を仕切る役目もあり、好評ですね。まずはお客さまのご要望が一番ですが、設計ではそれを採用する際のメリット・デメリットを踏まえた上でご提案させていただいています。

「にしより」の間取りには、快適な住まいのためのアイデアが詰まっています。

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設計の池田です。