COLUMN
セルロースファイバー断熱のこと
セルロースファイバー断熱とは?
にしよりの断熱は、セルロースファイバーを採用しています。
セルロースファイバー断熱の材料は、新聞紙などを細かくほぐした木質繊維。
木と木の間を埋めるのに相性が良く、調湿効果もあるため、セルロースファイバーによる断熱は、家そのものが呼吸をしながら断熱をしてくれるようなイメージです。
施工の方法は壁や天井に圧力をかけて吹き付ける、湿式と呼ばれる技法。
木と木の間を丁寧に敷き詰めていくため隙間ができにくく、高い断熱効果が期待できます。
セルロースファイバー断熱を採用したワケ
セルロースファイバー断熱の良いところは、自然に近い素材であるというところ。
他のガラスや化学繊維のような断熱素材と違い、身体への影響がなく、後々、建物を壊す時も自然にかえりやすい素材であるというのも「にしより」らしいところではないかと思っています。
さらにホウ酸が添加されているため、防虫効果もあります。つまりシロアリやゴキブリ対策にもなるというわけです。実はこのホウ酸が、ガスバーナーで直接燃やしても火がつかずに黒く焦げ付くだけにとどめてくれる、高い延焼防止効果を発揮してくれるのです。
にしよりで使用しているアップルゲート社製のセルロースファイバー断熱は、その高い防火性能も特徴です。もしも火事にあった場合も、黒く炭化するだけで火が出ないため、延焼を食い止める働きもしてくれます。
そのため、アップルゲート社のセルロースファイバー断熱を使用することで、火災保険が通常の半額程度に抑えられるという利点があるのも大きなポイントです。