COLUMN
断熱性のある家に住むことで防げる突然死 〜ヒートショック現象について~
ヒートショック現象とは温度差のある住環境などで血圧が大きく変動し、失神や心筋梗塞、脳梗塞が引き起こる現象です。冬に起こることが多く、高年齢者の死亡事故にもつながっています。
特に福岡県はヒートショック現象が起こる割合が高いと言われ、死亡率が全国一になることも多いと言われています。寒い地方ほど断熱環境が整っているため、九州の死亡率が全国的にも高くなっているようです。
この時期になると「寒い家は嫌だ!」といった不満によるご相談がダントツに増えます。単に我慢すれば良いという感情的な問題だけでなく、命にかかわることなので、ぜひ考えるきっかけにしてほしい問題です。
特に昔の家の間取りは、部屋ごとに廊下で区切られた「ブドウ型」
→使用する部屋ごとに暖房を置く造り
このためヒートショック現象が起こりやすい造りになっています。
近年推奨されている間取りは、個々の空間が仕切りなく全体が包まれた「リンゴ型」
→断熱をしっかりすることで家全体が暖かい。
この「リンゴ型」の間取りを成功させるために必要なのが、高断熱であること。空気循環まで考えられた設計にすることで、結露もなく、カビなども起こらない快適な家にすることができます。
耐火や防カビ防虫効果も期待できる、にしよりの断熱材についてはこちらもご覧ください。
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