COLUMN
設計のプロ・池田に聞く 〜コンセプト設計図〜
難しい間取りや家の性能のことはプロに聞くのが一番!
弊社の設計部・一級建築士の池田に聞きました。
- スタッフ
- 設計面でお客さまにご提案する時に気をつけていることなどありますか?
- 池田
- 設計には様々な意味があるのですが、お客さまにお会いしてご説明をしても、なかなか100%全てをお伝えすることは難しいと考えています。ですので、お客さまには毎回、コンセプトを書き込んだ設計図をお渡しするようにしています。
- スタッフ
- 毎回、設計が完成した時点で、お客さまに書面でお渡ししているものですね。
- 池田
- 話し合いの場では、「なるほど!」とご納得いただけたものでも、時間が経ってしまうと忘れてしまったり、誤解が生じたりするものです。特に間取りは見慣れていないと読み解きにくい部分もありますので、それを言葉で説明する「コンセプト設計図」で補足しています。
- スタッフ
- たしかにこの図と説明があると、すごくわかりやすいですね。
- 池田
- 設計者はその土地の性質を読み取った上で、図面を引いています。それが少しでも伝われば…という思いで作るようになりました。一緒に立ち会われなかったご家族やご友人から、「なんでこんな間取りなの?」という疑問や「こういう間取りはどう?」といったアドバイスを受けた時にも役に立ちます。
- スタッフ
- なるほど。これまで作られてきたコンセプト設計図、どんなものなのか見てみたいですね。
- 池田
- 写真だけでは伝わらない間取りのアイデアがたくさんあるので、住まいづくりのヒントにもなると思います。予算などの都合で形にならなかった設計図もたくさんありますので、今後は少しづつ公開していきたいですね。